「Rapport:らぽーる」代表の松本恭子の経歴です。

看護師への道

山梨県立高等看護学院(現在の県立看護大学)の進学コースで2年間学ぶ
外科病棟・手術室・循環器病棟で勤務。プリセプターとして新卒看護師への看護実践指導・看護学校の臨床実習指導者として実習指導に携わる。

認知症高齢者ケアへの道

精神科病院において、閉鎖病棟・開放病棟で精神科看護に携わる。
痴呆性疾患専門治療病棟において、治療が必要な認知症高齢者の看護に当たる。
老人保健施設開設時スタッフ・婦長として身体疾患のある高齢者と認知症の高齢者への看護と、介護職員の介護知識・技術等の指導に当たる。

看護師養成の仕事

精神科病院の院内教育委員長として、精神科看護を担う職員の階層別教育プログラムを作成・実践する。
1999年~2009年 看護専門学校において、精神看護学総論・精神看護学援助論・精神看護学実習・老年看護学援助論(認知症・パーキンソン)・老年看護学実習を担当。看護師養成に携わる。

在宅看護・訪問看護

2009.10月~訪問看護ステーション エムステージの立ち上げメンバーの一員として、訪問看護ステーションの開設・訪問看護業務に携わる。

認知症ケアポート「Rapport:ラポール」 認知症に関する相談窓口「相談室」を開設

《Rapport : ラポール(仏)》心理学用語:互いに親しさや信頼を感じあい、うちとけて話し心が通いあう状態。
☆認知症の人とそのご家族への介護支援をします
☆認知症の人と関わるあらゆる職種への、認知症の理解・介護技術などの指導をします
☆地域社会で認知症の人を支える街づくりを目指し啓発活動をします

現在の活動内容

◎ 「施設内研修:出張講習」 認知症ケア ・ 施設におけるターミナルケア ・ 認知症高齢者の家族支援  他
◎認知症高齢者とその家族へのサポート
◎認知症ケアポート「Rapport:ラポール」認知症の「相談室」  開設 
◎訪問看護ステーション エムステージの看護師として 在宅療養者への訪問看護

主な研究 ・論文

◎ グループ回想法の試み
◎認知症の人の行動心理症状への関わり ~《物語としてのケア》の試みによって居場所を得るまで~

ライセンス

看護師・介護支援専門員・認知症ケア専門士・認知症ケア上級専門士・専修学校専門課程教員認定証

認知症ケア上級専門士

認知症ケアでのチーム・リーダーや地域におけるアドバイザーとして活動することができる専門士として、日本認知症ケア学会が創設した上級専門職です。
認知症ケア上級専門士には、専門職としての倫理観と科学的根拠に基づいた認知症のケア実践が求められています。また、これまでに蓄積された知識や経験を活かして、ケアの場でのリーダー・指導者として適切なケアを実施するとともに、適切なケアやケアマネジメントをケアワーカーや認知症ケア専門士などに指導することが求められています。
具体的には
①認知症の人のケアの場面で携わる様々な人や職種が直面する、関わり方やケアに関する悩みを解決するための臨床的支援を行うこと。
②認知症ケア上級専門士には、専門職としての自律と認知症ケアに関する説明責任や地域のアドバイザーとしての社会的責任を自覚し、専門的な立場で認知症ケアを深く考え実践すること。などが挙げられます。

(日本認知症ケア学会NewsLetter No.8より抜粋・引用・編集)



認知症ケアポート『Rapport』の代表である認知症ケア上級専門士:松本恭子のOfficialWebです。認知症のこと、家族ケアのこと、定例勉強会のこと、松本個人の呟きなどお届けします。




b.jpg